Stevie Wonder 来日公演

    行ってまいりました、スティーヴィー・ワンダー 
    来日公演!!!!!!!!!! 

    予想を覆すセット・リストに悶絶。。。 

    【ネタバレ注意】!! 
    ※明日以降のスティーヴィー公演を観にいく楽しみを 
    奪われたくない方は、以下は見ないように!! 

    --------------------------------------------- 

    まずはビールを1杯飲んで。。。(笑) 
    席に着く。 

    1曲目「TOO HIGH」 
    おおおー!70年代の楽曲から始めてくれるなんて 
    嬉しいなぁ・・・と思っていたら 

    2曲目「VISIONS」 
    えっ!これって「INNERVISIONS」と同じ流れじゃん! 
    あえてこんな地味な曲をやるってことは、もしや・・・ 

    3曲目「LIVING FOR THE CITY」 
    やっぱりキタ!!!!! 
    前回の来日公演では聴けなかっただけに、嬉しい。 
    しかし・・・まさか「INNERVISIONS」全曲ヤる気か(笑)! 
    と、ありえないことを想像してしまう。 
    それくらいのオドロキの選曲(&曲順)。 
    (全曲ヤってくれたら、それはそれで嬉しいのだが) 

    4曲目「HIGHER GROUND」 
    えっ!「GOLDEN LADY」は飛ばしちゃうの??? 
    ま、GOLDENは前回聴けたしな。 
    とはいえ、まだ続けるのかよ「INNERVISIONS」(笑)! 

    5曲目「DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING」 
    この時点で、もう涙腺ゆるみっぱなしです。 
    素晴らしすぎます。まるで「INNERVISIONS」リリース後の 
    ツアーを見に来たみたいで。 
    今が1973年なんじゃないかと錯覚してしまいます。 

    そしてその錯覚はさらに続くのです。 

    6曲目「YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE」 
    今度は72年作「TALKING BOOK」からかよ。 

    7曲目「TUESDAY HEARTBREAK」 
    ・・・マジっすか? 

    8曲目「MAYBE YOUR BABY」 
    怒涛の「TALKING BOOK」から3連発! 
    (いや、次の曲も含めると4連発か!) 

    この8曲目迄で完全にタイムスリップしてしまいました。 
    名盤「INNERVISIONS」と「TALKING BOOK」の流れ、 
    これを誰が予想できるというのだ!! 
    今でも信じられません。 
    地味な曲も、あえて選曲するあたり、スティーヴィーの 
    コダワリを感じさせます。曲順も含めて。 

    9曲目「SUPERSTITION」 
    このあたりから、徐々に会場もヒートアップ! 
    ここまでは70年代のオリジナルアルバムを熱心に聴いていた 
    ファンじゃないと理解できない(?)というか 
    素直に楽しめない曲も若干あったでしょうし。 
    でも、この曲の持ってるパワーはすごい。 
    それまでノリきれていなかった観客までも総立ちにさせ、 
    会場全体が大きなグルーヴにつつまれる感じは圧巻。 

    ・・・というわけで、ここまでの意外な展開にショックを 
    受けてしまい、コレ以降の記憶は曖昧。 

    たしか、 
    「IF YOU REALLY LOVE ME」 
    「SIGNED, SEALED, DELIVERD I'M YOURS」 
    とつなげ(もちろん、大盛り上がり!) 
    ピアノ弾き語りっぽい(バンド付きですが) 
    バラード・パートへ突入。 
    「STAY GOLD」とか「OVERJOYED」とかを演奏。 
    ようやく一息ついて、席に座って呆然とする。 
    もうお腹イッパイです(笑) 

    60年代パートもやってたっけ。 
    「A PLACE IN THE SUN」や「YESTER-ME, YESTER-YOU, YESTERDAY」、 
    「MY CHERIE AMOUR」 

    あとは順番あやふやですが 
    「ISN'T SHE LOVELY」「SIR DUKE」「I WISH」といった 
    「KEY OF LIFE」の主要曲もしっかりやってくれたので 
    大満足であります。 

    80年代の曲は比較的少なかったものの 
    お約束の大合唱「I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU」は、 
    やはりバンド演奏だとちょっと違和感が。 
    他の曲に比べると浮いてるように聴こえましたが 
    エバーグリーンな名曲ということで、ハズすわけには 
    いきませんよね~。これはこれで良し!! 

    で、オドロキのアレンジで聴かせてくれたのが 
    「PART TIME LOVER」 

    「初めてトライしてみるんだけど」とか 
    「アカペラで即興してみよう」みたいなことを言って 
    バック・コーラスの女性に「トゥットゥ~♪」と 
    例のフレーズを歌うよう促し、 
    「あっ、パート・タイム・ラバーだ!」 
    と気づいた観客にもちょっと歌わせつつ、 
    ベース以外の楽器はほとんど入らない状態で 
    (正確には、薄くギターやパーカッションの音をちょろちょろ 
    遊びで入れてる風ではあったが) 
    スティーヴィーが歌い出す・・・という演出。 
    この曲も本来は80年代特有のシンセ・サウンドが肝なので 
    生バンドでのライヴでは違和感が出てしまいそうなのを 
    アカペラっぽくアレンジして切り抜けるあたり、 
    さすがです。 
    改めて、この曲もカッコイイですなぁ。 
    (12inchシングルのヴァージョンも大好きなのです) 
    そういえば、自分が初めてスティーヴィーのライヴを見たのが 
    ちょうどこの曲が流行っていた1985年、中学2年の時でありました。 
    時の流れを感じさせます・・・ 

    ちなみに最新アルバムである「A TIME 2 LOVE」からは 
    「SO WHAT THE FUSS」1曲だけ。 
    もうちょっとやるかと思っていたんだけどなぁ。残念! 

    で、ラストはこれまた大盛り上がり必至の 
    「ANOTHER STAR」!! 
    締めにはピッタリの曲ですなぁ。 

    えーと、あと1、2曲やってたような気もするけど 
    不覚にも思いだせない!!なんだっけなぁ~(笑) 
    あと上記の曲名や曲順に間違いがあったらゴメンナサイ。 
    ビール飲んでて記憶が曖昧なものでお許しを! 

    で、およそ2時間のステージが終了。 
    アンコールは無し。これまた、ちょっと残念。 
    ではありましたが 
    最初の10曲で、ノックアウトされてしまったので 
    正直言って満足度は高いです。 
    前回の来日公演より、個人的にはヨカッタ!! 

    次回はファースト・フィナーレやキー・オブ・ライフの 
    曲を10曲くらいドドッ!とやってくれないかな(笑) 

    ちなみにコンサート自体が早く終わったので 
    近くのスープカレー屋に寄ってみたら 
    札幌にある店の支店だった。 
    http://www.cocoro-soupcurry.com/ 
    「ラム肉と野菜のスープカレー」が美味かったです!! 
    最近は都心にもスープカレー屋が増えたなぁ。 

    さて、スティーヴィーが終わってしまったので 
    しばらくライヴを観る予定がない。 
    誰か来ないかなぁ・・・


    *** music bar Gaffa(ミュージックバー・ガッファ) *** 
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    【住所】札幌市中央区南5条西2丁目社交会館2F    
    【TEL】011-522-5343 





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    [ 2007/02/17 23:00 ] ライヴ・レビュー | TB(0) | CM(0)