東京JAZZ 2008

    行ってまいりました、東京JAZZ!! 

    サム・ムーアとスライ・ストーンを一度に観れるなんて、 
    こんな贅沢なことがあって良いものか! 
    しかも、それでたったの8,500円・・・ 
    いやー、予想以上に良かったです。 

    まず、最初にロベン・フォードを聴く。 
    ブルース系ですか・・・。 
    正直、この人のことはよく知らないので、 
    適当に聴く・・・。 

    続いてサム・ムーア! 
    「Hold on, He's comin'」(I'm comin'の洒落ですな。) 
    のコーラス&演奏をバックに登場。 
    ゆったりと歩いて登場してきたので、 
    正直「おじいちゃん、大丈夫かな?」と不安がよぎるも、 
    そんな心配は無用でした(笑 

    驚異的な声量!! 
    マイク通さずに、聞こえるじゃん・・・ 
    73歳とは思えん。。。 
    特に、Ann Peeblesのカバー「I can't stand the rain」は 
    凄かった!! 

    途中、サムはMCで「I feel pretty good, tonight」を連発。 
    「まだ夜じゃねーよ・・・昼間の14:00過ぎだよ」 
    とのツッコミは置いといて(笑 

    「Knock on wood」のカバーも良かったが、 
    やはり盛り上がるのはサム&デイヴ・ナンバー。 
    「I thank you」そして「Soul man」!! 
    最後は観客も総立ちで、ノリノリ状態。 

    JBを生で観たときも思ったけど、 
    やっぱ、大御所ソウル・サヴァイヴァー達は 
    基礎体力が違います。 
    いつまでたっても衰えぬ圧倒的なパワー・・・
    ホンモノは違うな、やっぱり。 

    これだけでも十分元は取ったわけだが(笑)、 
    サム・ムーアが終わり、 
    とりあえず一息ついてビールを1杯飲んで、 
    また席へ戻る。 

    なんともあわただしい。 
    短いセットチェンジの間に、大量の観客が 
    飲食エリアとトイレに押し寄せるので、 
    ものすごい混みよう・・・ 
    もうちょっと落ち着いて行動したいものだが。 

    で、席につくと、 
    すぐにスライ&ザ・ファミリー・ストーンの演奏開始・・・ 

    ・・・でもスライはステージにいない??? 

    うーむ、もったいぶりやがって(笑) 

    と思いつつ、「Dance to the music」「Everyday people」で 
    盛り上がる。 
    バックのミュージシャン達にオリジナル・メンバーは少なく・・・ 
    ローズ・ストーンとシンシア・ロビンソン、 
    そしてジェリー・マルティーニくらいか。 
    それでも演奏は一級品で超絶ファンキー、十分楽しめる!! 

    そして、3曲目「Don't Call Me Nigger, Whitey」で 
    遂にスライ・ストーンが登場!! 
    いやー、まさか生で拝めるとは!! 
    しかも、ちゃんと歌って、鍵盤を弾いている!! 
    これは感動です。 
    座って両足揃ってリズムを取る姿が印象的。 

    次は「Family Affair」・・・感無量。涙ものです。 
    これぞ、スライ。 
    個人的にも、20年前くらいだろうか・・・ 
    高校時代にこの曲を聴いてスライにハマったといっても 過言ではない、名曲。 

    後半は、ローズと、彼女の娘であるリサ・ストーンとの 
    スキャット風掛け合いもいい感じでした。 
    このリサ・ストーン、いい声してます。 

    で、ここから先は曲順覚えていませんが(笑) 
    「Sing a simple song」 
    「Stand」 
    「If you want me to stay」 

    などを演奏。どれも名曲ばかりで、もう夢のようです。 
    特に「Sing a simple song」でのシンシアの声が良かった。 
    「Stand」は原曲よりもあっさりした演奏だったけど、 
    後半は力強いアレンジで盛り上がったし。 

    で「I want to take you higher」でボルテージも最高潮へ。 
    ピース・サインで腕を突き上げ、スライは退場。。。 

    「あっ」という間に終わりかよ。 

    と思ったら、必殺のベース・ラインが聞こえてきて・・・ 
    「Thank You」が始まった!!く~っ、かっこいい!! 
    スライはいないけど、まぁいいか!! 

    これでホントに終了かと思いきや。 
    アンコールに応えて、スライを除くメンバーが再登場。 

    「I want to take you higher」で 
    ジャムっぽくソロをまわしつつ、延々と10分以上 
    やってくれたのかな?打ち合わせも無しだったようで 
    かなりラフというか、テキトーなかんじの演奏でしたが 
    ・・・もう、お腹いっぱいです。大満足。 

    偉大なるソウル・レジェンドを一度に観れて 
    実にコスト・パフォーマンスが高いライヴでした。 

    うむ、今夜はスライを聴きまくるとしよう!

    *** music bar Gaffa(ミュージックバー・ガッファ) *** 
    ※80's洋楽を中心に、リクエストされたレコードやCDをガンガンおかけしてます!! 
    【住所】札幌市中央区南5条西2丁目社交会館2F    
    【TEL】011-522-5343 







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    [ 2008/08/31 22:00 ] ライヴ・レビュー | TB(0) | CM(0)

    SUMMER SONIC 2008

    まずは、一日目。 

    10時過ぎに現地に到着し、まずは腹ごしらえだっ! 
    朝食抜きだったもので・・・。 
    幕張メッセに入ると、早くも行列ができてる出店があったので、 
    覗いてみると、噂に聞いてた「佐世保バーガー」!! 
    高いっ!と思いつつ、ついつい行列に並んで食す。 
    \1,000は高いな、と思いつつも満足。 
    直径20cm近くありそうなハンバーガーで、非常にボリューミー。 

    続いて、HMVのブースでCD買うとスポーツタオルが貰える 
    とのことで、そういやタオル持ってくるの忘れたな、と思い 
    KOOKSのCDを購入。めでたくタオルをゲット。 

    そして、無料連絡バスでマリン・スタジアムへ移動。 
    歩かずに済むので、体力温存できます。。。 

    11:10~ LOS CAMPESINOS! 
    マリン・ステージに、朝っぱらから結構人が集まってる!! 
    例年、オープニングは観客が少ないのになぁ。 
    やはりBritish Anthemsなどでも来日してたし、 
    知名度も上がってるのかな? 

    ヴァイオリンや、オモチャ(?)の鉄琴などを駆使した 
    ポップかつパンキッシュなサウンドは斬新です。 
    期待どおりの盛り上がり! 

    ここで、疲れたのでビールを一杯。 
    今年のサマソニ・オフィシャル・ビアは瓶コロナですか。 
    いつもはハイネケンなのに、協賛が変わったのね。 
    ハイネケンの生ビールの方が良かったような・・・ 
    ま、贅沢は言うまい。 

    12:05~ JOE LEAN AND THE JING JANG JONG 

    次のバンドを観ようとマリンで待機していると、 
    「ダンス・ステージが、早くも入場規制!!」との一報が入る。 
    Perfume観たさにPerfume出番前から人が押し寄せてた模様。 
    うむ、残念だがPerfumeはキッパリと諦めて 
    予定どおりJOE LEANを最後まで堪能することに決定。 

    元ピペッツのドラマーが作ったバンド、という枕詞が不要なほど 
    人気・実力もあるわけですが、まだシングルしかリリースして 
    ないんですよね。早くアルバムを聴きたい! 

    ヴォーカルが奇妙にクネクネと動きながら歌う姿は、 
    気持ち悪いのを通り越して(笑) 
    ある種のカリスマ性をも感じさせてくれます。 

    もちろん、楽曲も素晴らしくて 
    オープニングを飾った1stシングル「Lonely Buoy」は 
    特に出来が良い! 
    シングルCDと7inchアナログ両方買っちゃうほど好きな曲なだけに、 
    個人的にはいきなり盛り上がるっ!! 

    マリンを出て、次はアイランド・ステージへ。 

    13:00~ THE TROUBADOURS 
    ポール・ウェラーも絶賛ということで、CDも買いましたが 
    優れたソングライティング・センスに脱帽!! 
    まさにUKロックの伝統を引き継いでます。 
    ヴォーカリストでありソングライターでもあるマークは 
    リー・メイヴァース(ラーズ)の再来と言っても過言ではない。 
    褒めすぎかな(笑)? 
    でも、ギター抱えて歌う姿も、なんとなく似てるし。 

    ちょっとギタリストはミスが目立ってたけどね(苦笑) 
    それ以外はタイトな演奏で、イイ感じ。 

    次は、ビーチステージへ移動。 

    14:00~OLD MAN RIVER 
    なんと浜辺でシタール聴くとは(笑)!! 
    適度にサイケな雰囲気も漂わせたユルいロックに身を委ね、 
    心地良いひとときを過ごす。 

    さすがに前半戦は屋外中心で日焼けしてしまいましたが・・・ 
    ここから後半戦は、屋内(メッセ会場)へ移動です! 
    無料連絡バス、助かります。。。 

    で、ソニック・ステージへ。 

    14:55~CAJUN DANCE PARTY 
    うーん、可も不可も無く・・・ 
    思ってたほど良くもなかったので、 
    3曲くらい聴いて移動。 

    前半は屋外で体力消耗したこともあり 
    ここで休憩。 
    サイドステージでは、お笑いやってるし。 
    最近、テレビで見なくなった「鉄拳」や、 
    逆に最近よく見る「オードリー」やらを見ながら、時間をツブす。 

    後半戦前に腹ごしらえを・・・ということで、 
    まぐろ茶屋にて中トロ丼をゲット。 

    これまた、ウマイ!! 
    900円でこの中トロなら、安いよ。 
    どうりで、ここの出店はいつも行列ができてるはずだ。 
    でも、この時間帯はけっこう空いてたので 
    すぐに買えてヨカッタ~ 

    で、ソニック・ステージへ移動。 

    17:15~ DEATH CAB FOR CUTIE 
    うーん、コンパクトな曲はキャッチーで良いのだけど、 
    長めの楽曲は、個人的にはちょっとキツかった。。。 
    ドラムはじめ、良い演奏ではありましたが・・・ 
    ま、これは好みの問題ですかね~ 

    ホントはこの次はビーチでADELEを観るハズだったのに 
    キャンセルだもんなぁ・・・と残念に思いつつ。 
    メッセ内に設置してある、マリン・ステージの模様を生中継してる 
    スクリーン前へ移動。 

    18:25~ THE VERVE 
    リチャード・アシュクロフトが体調不良との噂が流れていただけに 
    どうなることかと思いきや、ちゃんと出てきました!! 
    メッセのスクリーンではありましたが「This is music」を観てから 
    後ろ髪をひかれつつ、ソニックへ移動。。。 

    18:40~ THE FRATELLIS 
    後方から拝むものの・・・イマイチ盛り上がれず。 
    前方の人たちはそれなりに盛り上がってたっぽいけど。 

    昨年のマリン・ステージでは、結構盛り上がったんだけどなぁ。 
    この落差はなんだろ??? 
    と、不思議に思いつつ、念のため早めにマウンテン・ステージへ移動。 

    19:40~ SEX PISTOLS 
    いやー、ジョン・ライドン老けましたね~ 
    でも、声は元気で、ちゃんと歌ってましたよ。 
    演奏もまともで、なんだかピストルズっぽくないし。 

    とはいえ、その立ち振る舞いはパンクっぽくて 
    ジョン・ライドンは酒でうがいするパフォーマンスしたりして(笑 
    なんというか、エンターテインメントとして一級品に仕上げられてた 
    感がしました。ま、それはそれで良し。 

    いきなりの「Pretty Vacant」に心躍りつつ、 
    3~4曲聴いた段階で、とりあえずパンクの歴史を拝めたことに 
    満足し、本日のフィナーレ、ポール・ウェラーを観るため 
    ソニックへまた移動。ホントはアナーキーを聴きたかったけど(泣 

    20:10~ PAUL WELLER 
    自分的に、この日のベスト・アクトは間違いなくウェラーでした!! 
    全力のプレイに圧倒されると共に、 
    機材トラブルにも負けない力強い姿が印象的!
    怒って途中でやめちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしつつ(笑

    主にニューアルバム「22 Dreams」からの選曲が多かったのだが、 
    どれもライヴ向きで、新曲にも関わらず盛り上がるのはさすが。 

    当然ながら、ボルテージが最高潮になるのはThe Jam時代の楽曲でして 
    今回は「The Eton Rifles」、そしてアンコールでの 
    「A Town Called Malice」で、一気に観客もヒート・アップ& 
    シンガロング!! 

    で、個人的にはソロになってからの代表曲の数々にシビれました。 
    「The Changing Man」「Peacock Suit」「Wild Wood」 
    「Broken Stones」「Come On/Let's Go」・・・ 
    うーん、Jam時代に負けない素晴らしい楽曲たちですよ。 

    イントロ鳴った瞬間に、ゾクッときましたし。 
    最初の一音をかき鳴らす、ウェラーの集中力というか、 
    かっこよさというか・・・ 
    手抜き無しの真剣勝負という感じがステージ全体を引き締めており 
    観客にもそれが伝わってきます。 

    唯一、残念だったのはスタカン時代のナンバーが皆無の 
    セットリストであったこと。 
    でもそれは、単独公演とは違ったコンパクトな選曲にするが故の 
    苦渋の決断であったのだろう、と自分を納得させつつ(苦笑)。 

    まぁ、これだけのライヴで楽しませてもらったのだ。 
    これ以上贅沢は言うまい。。。 

    気がつけば、時間はもう21:30になろうとしてるではないですか!! 
    いやー、初日からフルで疲れました。 
    ちなみに帰宅したのは、23:30過ぎてたなぁ。 

    二日目

    前日の疲労もあり、朝起きるのも辛かったものの・・・ 
    何とか起きて、11:00前に幕張入り。 

    まずは前日同様、朝食抜きであったため腹ごしらえだ。
    メッセ会場にて、ナン・ステーキ・サンドを食す。 
    チキンをナンでくるんだようなもので、
    ファスト・フード感覚で食べやすい。 
    しかも、結構ボリューム有り。 これで夜まで持ちそうだ。 

    まずはフラっとマリンステージの模様を生中継してるスクリーン前へ。 

    11:00~ THE WOMBATS 

    時間があれば、生で観たかったけど・・・ 
    スクリーンではありましたが、結構POPでいいかんじ。 
    で、即マウンテンへ移動。 

    11:30~ THE TING TINGS 

    期待度の高さからか、会場もかなり混みあっておりました! 
    新人としては異例の混みよう!? 

    もっとチープな打ち込み系かと思いきや、 
    しっかり生音を全面に押し出した演奏にびっくり。 
    しかも、ヴォーカルも力強い!! 
    二日目に観た中で、ベスト・アクトと言っても過言ではない!! 

    もちろん、二人しかいないので 
    シーケンサーというか、打ち込み系の音もふんだんに使ってたけど 
    たった二人であのグルーヴを生み出すとはね。 

    ヴォーカルのケイティはルックスも良いし、 
    歌ったり、ギター弾いたり、鍵盤弾いたり、タイコ叩いたり、 
    その立ち振る舞いや、ちょっとした仕草もカッコイイ。 
    久々にポップ・アイコンと呼ぶにふさわしい存在だと感じた。 
    きっとこれから、もっとビッグになっちゃうんだろうな。 
    カウベル叩く姿がサマになるなんて、なかなかいませんぜ(笑 

    シングル「That's not my name」で一気にボルテージが上がったので 
    これで終わりなのかな?と思いきや。 
    さらにアルバムのタイトル・トラック、そして 
    やっぱりハズせない「Shut up and let me go」がラスト・ナンバー! 

    最初、あの印象的なギターのカッティングが聞こえにくくて 
    ???って感じでしたが。途中から、ちょっとボリューム上がったかな。 
    スタジオ録音されたものほどのキレはなかったけど。 
    あと、ライヴではもっとスピード上げて、ノリノリにやるのかと 
    思いきや、意外とゆったりとしたグルーヴに抑えており 
    それもちょっと意外でした。 
    が、やっぱり良い曲です!! 
    大好きなので、7inchと12inch、両方買ってしまったしな(笑 
    すっかり自宅でもヘビロテの一曲。 

    さて、時間もあったのでマリンへ歩いて移動し・・・ 

    13:10~ THE HOOSIERS 

    ポップなピアノ・ロック!! 
    ステージングもエンターテインメント性に溢れており、 
    いきなりスパイダーマンのコスプレで登場したり、 
    ホーン・セクションの二人がガイコツの衣装着てたり(笑 

    オリジナルも良いのですが、ビリー・ジョエルの 
    「We didn't start a fire」を爽やかにカバーしたりもして 
    なかなか素敵でしたよ。 
    ラストの「Goodbye Mr.A」が一番盛り上がったかな。 
    良い曲です! 

    14:15~311 

    そのままマリンにて、311も観るも・・・まぁ、特に印象無し。 

    湘南乃風で入場規制かかってたらしいビーチへ行こうとしたら、 
    湘南が終わって移動してくる集団の流れに逆行する形となり 
    一苦労(苦笑) 

    15:05~ BEDOUIN SOUNDCLASH 

    聴きやすいレゲエ・ロック。ドラムがタイトでカッコイイ! 
    途中、変則的なリズムでStand by meをやったりして 
    一緒に歌っちゃいました~ 

    で、またマリンへ移動。 
    疲れたので、マンゴーかき氷を買って、 
    食べながらスタンド席から観戦することに。 

    15:30~ THE KOOKS 

    途中から、3曲くらい聴く。 
    結構、人も入ってますなぁ! 
    期待の若手UKバンド。確かに聴きやすいです。 
    まぁ、でも個人的にはそんなに思い入れはないかなぁ・・・ 
    嫌いじゃないですけど。 

    で、ビーチへまた移動。 

    16:20~ XAVIER RUDD 

    これ、前から気になってたんですよ。 
    アボリジニの民族楽器、ディジェリドゥを使ったロック。 
    周りのお客さんからは、「何、あれ?オーボエ?」 
    といった会話も聞こえました(笑 

    珍しい楽器を写真に撮ろうと、デジカメや携帯を取り出す 
    お客さんも多数いましたが、警備のオジサンに 
    とがめられてました(苦笑 
    デジカメに狙われたアーティストという意味では、 
    もしかすると、今サマソニ出演者の中でも 
    相当高い順位にランクインするのではないでしょうか? 

    音色(音程?)の異なるディジェリドゥを 
    3本もセッティングしており、それを吹きながら 
    ギターを弾きこなす。 
    さらには、パーカッションまで叩いたりして・・・ 
    それで歌もうたうわけだから、超人的です。 

    浜辺で聴くディジェリドゥも感慨深いっす。 

    さて、さすがに疲れて腹も減ってきたので、 
    マリン周辺の出店で、ナシゴレンを注文したところ 
    「品切れなんです~、作るのにあと1時間くらいかかります」 
    ・・・って(苦笑 
    他のメニューでよければ、オマケしますよ・・・ということで、 
    なんかわからんけど、イロイロ大盛りで皿に盛ってくれました(笑 
    豚肉やら、タケノコやら、鶏肉やら・・・ 
    まぁ・・・旨かったからいいか。 

    18:05~ ALICIA KEYS 

    さて、アリシア観ようとアリーナへ入ったら、 
    意外にも空いてる!!これじゃ、アリシアも可哀想だなぁ。 
    疲れきって、寝てたり座り込んでる人も多いし。 

    時間が過ぎても始まらず、客が入るのを待ってたのかな・・・。 
    SEでブラック系ばかり流れてたのも、サマソニにしては珍しい。 
    Cameoの「Word up」とか、EW&Fの「September」とか、 
    Slyの「If you want me to stay」とか・・・ 

    で、何故かEurythmicsの「Sweet Dreams」をバックに 
    バンド・メンバー、そしてアリシアが登場!! 
    時計を見ると、18:20くらいになってたかな。 

    だんだん景色も暗くなり、ムードも高まり・・・ 
    ゴージャスなR&Bステージが繰り広げられます。 
    徐々に客も入ってきたけど、前方にいる客以外は 
    イマイチ盛り上がってない風。 
    やはりロック目当ての客が多い中、数少ないR&B勢にとっては 
    アウェイ・ムードか。 
    でも、そんな雰囲気を吹き飛ばすかのごとく、 
    アリシアの歌声、パフォーマンスは冴え渡る!! 

    個人的には、アリシア1st収録のプリンスの超名曲カバー、 
    「How come U don't call me anymore」に涙。 
    いい曲ですわ~ 

    で、まだ途中だったけど19:10くらいに、後ろ髪ひかれつつ・・・ 
    マリンを後にし、メッセ会場へ移動。 
    ホントは「No One」聴きたかったんだけどな~ 

    そして、メッセ外で生ビールをグイっと飲み干し 
    ソニック・ステージへ。 
    いよいよ今年のサマソニ最終決戦です!! 

    19:40~ THE JESUS AND MARY CHAIN 

    まさか生で聴けるなんてね~ 
    轟音フィードバック・ギターなのに、何故かポップな楽曲。。。 
    不思議な魅力のジザメリ、奇跡の復活!! 

    思ったより普通というか、無茶苦茶なステージングでは 
    なかったのは拍子抜けしたけど・・・ 
    それでもあの音は、まさしくジザメリ!! 

    終盤、「Just like honey」~「Darklands」と続けてきた時は 
    泣きそうでしたわ。 
    で、ラストは「Reverence」! 

    で、今年のサマソニもオシマイ。 
    結局コールドプレイは観ず、ジザメリで完全燃焼。 
    で、電車が混まないうちに、早めに帰宅したのでした・・・ 

    さて、一日目、二日目、と詳細レポを書きましたが 

    最後に今年のサマソニを総括しておきますかね。 


    ・観客少なかった 

     中には入場規制もあったようだけど、総じて空いてた。 
     会場はもとより、フード系の行列も例年より少なかったし 
     トイレも空いてた印象。そういや、帰りの電車も。 
     ま、これくらいが丁度良いのかも。昨年までが異常!? 

    ・邦楽ファンが増えた? 

     なんとなく、年々洋楽を聴かないオーディエンスが 
     増えてるような。別に悪いことではないけど、 
     おかげでPerfumeやら、湘南乃風やら、キョンキョンやら、 
     集中的に入場規制がかかるので 
     その分、他のステージは空いてしまい・・・ 
     空くこと自体は、逆に洋楽ファンには嬉しいことですが 
     出演するアーティスト的にはどうなんだろ? 
     と微妙に感じた。 
     まぁ、楽しみ方は人それぞれだからいいけど 
     なんというか・・・もっといろんな音楽を楽しもう! 
     という貪欲な客が増えたら、もっと盛り上がるんだろうな、 
     と感じたりしたのも事実。 
      
    ・割と涼しかった 

     例年より、ビール飲む量も少なかったような・・・ 
     ソニ飯も高いので、そんなには食べなかったし・・・ 
     もしかすると飲食で出店している店の中には 
     採算とれなかったところもあるのかな?と、ちょっと心配。 


    ま、そんな感じですかね。 

    で、肝心のライヴですが。 
    2日間通しての個人的なベスト3を挙げるなら 


    No.3 トルバドールズ! 

    No.2 ティンティンズ! 

    No.1 ポール・ウェラー! 

    ですかね。
    ちなみにジザメリは、期待以上でも期待以下でもなく 
    まさに期待どおりのライヴだったということで、次点です。 

    十分に楽しめた2日間で満足してますけど、 
    昨年の方が個人的には盛り上がったかなぁ・・・ 

    来年は10周年ということで、 
    いままでに無いような最強のラインナップを期待してます!!! 

    今から楽しみだな~(って、一年後だけど。。。) 


    *** music bar Gaffa(ミュージックバー・ガッファ) *** 
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    [ 2008/08/13 23:00 ] ライヴ・レビュー | TB(0) | CM(0)