いやー、嵐のように過ぎ去った怒涛の音楽漬けとなったこの2日間、 っつーか実際に突然の豪雨がゲリラ的に直撃したし(苦笑) 本当なら3日間行きたかったところだが 仕事もあるし、体力的な限界もあるため 観たいアーティストが集中してる土日のみの参戦とした。 (結果、これが正解。2日だけでも体はボロボロだし!) とにかく、これだけ豪華なラインナップを一度に体感できるなんて 普通に考えてありえない。 一体、どんなスキームでこのイベントが成り立っているんだか 不思議なくらいですが(実際、最初の数年は赤字だったらしいし) 客の立場からすればそんなことはどうでも良くて 楽しんだが勝ち、である。 今日はあらかじめ夏休みをとっておいて大正解。 家でのんびりサマソニの余韻に浸って体力回復させなくては。 というわけで、備忘録代わりに 忘れないうちに8/8(土)についてまとめておきます。 ------------------------- ↓時間はおよそ。若干の記憶違いあると思いますが 10:30 幕張着。 とりあえずマリンへ行ってビールを1杯。 今年はコロナだけでなく、生ビール(キリン?)もあるが 気のせいか生ビールは量が少ないぞ(笑 これで600円は高いなぁ、と思いつつ。 アリーナへ入場。 11:15くらいだろうか。 MCのサッシャがもったいぶってオープニングに迎え入れたのは なんとアントニオ猪木!!これには会場も大盛り上がり。 ただ、これだけでは終わらない。さらにボブ・サップも登場!! 何をやるのかと思ったら、他にも数名加わって ミュージック・スタート!! ラップで「元気ですかーっ!」と叫ぶ猪木。 1、2、3、ダーッ!! 自分も小学生の頃は猪木の試合を観に 札幌中島体育センターに行ったりしてましたからね~、 その変わらぬ元気さには圧倒されますな~ いきなりテンション上がります。 で、メッセへ移動し腹ごしらえにナン・ステーキサンドを食す。 昨年はマリン側で売ってたと記憶してるのだが。 旨いし、コンパクトでありながら結構腹持ちが良いのでオススメ。 12:00 Lenka 60年代テイストなガール・ポップ。 最初にやった曲は聴いたことがあった。 MTVか何かで聴いたのかなぁ。 ちょっと前のPipettesやLucky Soul、Duffyあたりの流れで聴くと いいかんじです。結構好きかも。 13:10 Paolo Nutini よく知らなかったのですがブルージーなロックでかっこいい!! でも次のソニック・ステージLittle Bootsを何が何でも 前の方で観たいので、後ろ髪引かれつつ2曲くらい聴いたら即移動。 13:40 Little Boots 無事、ちゃんと表情も確認できるくらい前方の位置に到達。 ツボはまりまくりの80'sテイスト・エレポップ!! ヤマハのTENORI-ONを駆使するなど、レトロ・フューチャーな 感覚もイイ!! 浮遊感のある異次元を想起させる動きも面白い。 「TENORI-ONを作ってくれてありがとう!」 と、ヤマハに感謝してました(笑) 2曲目早々にMeddleで盛り上がりましたが 個人的にはラス前(だったっけ)のRemedyが良かったな~
14:40 Mando diao デビュー時にもすごい話題になってたので 名前は知ってたけど、実はちゃんと聴いたことが無かったので 試しに途中から観てみた。 聞き覚えのある曲もちらほらあり。 結構良い曲あるな~。 なんとなくアナログで聴きたい音かも。
ちょっと疲れたので、ここで佐世保バーガーを食す。
強烈なボリューム!!
1,000円するだけのこと有り。
昨年も食べたけど、やっぱり旨い。
15:40 Ego-Wrappin'
今回、サマソニで自分が観た唯一の日本人アーティスト。
ライヴ観るのは初めてかも。
a love songは、やっぱりイイ曲ですな~
で、ここにきて気づいた。
この日のマウンテンステージに登場してるアーティスト、
みんなトランペットとかサックスとか
ホーンが炸裂してるわ。
偶然か、狙ってかは知りませんが
これはトリのSpecialsまでつなぐ良い流れですな。
さすがサマソニ。
17:00 Joan Jett
ジョーン・ジェット姐さん、若いっ!!!
体も細いし、革パンはいて
顔も昔のまんま!?
最初はちょっとノリが悪かったように感じたが
2曲目チェリー・ボムで一気に会場のボルテージが上がる!!
徐々に姐さんの声も迫力増してきて、
ランナウェイズ時代の曲も交え、突っ走る!!
ホントは数曲聴いたらソニックのTing tingsへ移動しようかと
思っていたが、冷静に考えるとTing Tingsは去年も観たし
ジョーン・ジェットなんてもう二度と見れないかも・・・
と思ったら、移動する気が失せてしまった。
で、「I love R&R」である。
史上最強のロックンロール賛歌。感涙モノです!!
トミー・ジェイムス&ションデルスのカバー、
Crimson & Cloverをやってる途中で
(この曲、最近はプリンスもカバーしてますな!)
やっぱりちょっとだけTing Tingsも観ようかな
と思い直し、あわてて移動(笑
18:10 Ting Tings
昨年話題の新人ということで無茶苦茶盛り上がりましたが
今年も相当混んでた!!
途中からでしたが、とりあえずBe the Oneと
Shut up and let me goを聴けて満足。
音はチープなんだけど、聴けば聴くほどハマる中毒性が不思議。
18:30 Tom Tom Club
まさかトムトム・クラブを生で観れるとは!!
なんともピースフルな雰囲気。
でも、マウンテンではコステロが始まってしまう!!
genius of loveを聴きたかったけど
2~3曲聴いたら泣く泣く移動。。。
18:50 Elvis Costello
あー、やっぱりもう始まってる!
仕方ないけどちょっとくやしい。
コステロ、最近のアルバムやツアーでは
カントリーに寄ってるそうなので不安でしたが
そこはフェスの空気を読んでくれて
しっかりロックなセットリストでやってくれましたっ!
ギターをテレキャスに変えると、Pump it upのイントロが!!!
うぉー!見た目は渋いけど、やってくれますコステロ!!
その後もRadio radioやAlisonなど初期のナンバー中心に進行し、
watching the detectiveもやってくれて
最後はPeace,love and understanding!!!
で、これで終わりかと思ったら
さがったメンバーがすぐまたステージに戻ってきて
Mystery Dance!!!アンコール気味にこの曲は反則ですっ!!!
この日一番の疾走ナンバー、嬉しすぎる。
コステロ終了。大満足!
だがまだ夜は長い。
この後、メシ食ってる暇は無いとみて
とりあえずビーフ・ケバブを食す。
20:15 Specials
これまたまさかのスペシャルズ!!
しかもテリー・ホールがいるじゃないですかっ!!
現在のスカ・シーンも、彼らなくしては語れない。
ホントは最後まで見たかったのだけど
22:30からのLady Ga Gaを前方で見るべく
早めにソニック・ステージへ移動してみる。
21:10 Klaxons
混んでる!まさかLady Ga Ga待ち???と不安に思いつつ
実はちゃんと聴いたことなかったのでちょっとでも聴けて良かった。
聞き覚えのある曲も数曲有り。曲名分からんけどね(笑
で、21:40くらいには終了・・・
ここから22:30まで待つのも辛いが、仕方あるまい。
というわけで、客が入れ替わる流れに乗って
なんとか前方へ進み、表情も分かるくらいの位置まで辿り着く。
前から10列目以内くらいだろうか。
疲れたので座っていると
「混みあってきましたので、すみませんが立って
前に詰めてお待ちください!」とのアナウンスがっ!!
想定はされていたが、早くも入場規制か・・・
ステージを観ると、ずいぶんと大掛かりにセッティング変更している。
照明なども入れ替えたり、スクリーンが設置されたり・・・
会場が徐々に異様な雰囲気に包まれていくのを感じる。
何が起こるのか、ここまで期待を高めてくれるという意味では
現在世界でナンバーワンの注目度と言っていいよね。
集客力という意味では、スタジアム(マリンステージ)でも
おかしくないし、後方オーディエンスのことを思えば
巨大スクリーンで映像を見ることが出来るマウンテンという
選択肢もあったと思うのだけど
あえてソニック、しかも時間帯も遅い22:30という設定は
観たいと思っている客を嫌でも絞り込む結果となり
正直「どうして?」と思ってました。
リンキン前のマリンでもいいじゃん(笑
でも待てよ。
この遅いミッドナイト・ソニックなら
同時間帯に競合するステージが少ないので
なんとか他のステージを観た後でも合流できるし、
観た後で東京行き終電にもギリで間に合いそうな時間でもある。
そう思えば、一番合理的なチョイスだったのかもしれない。
結果、あの密室的な空間で至近距離で体感できたわけだし(笑
これは納得せざるをえない。サマソニ、クリマンに感謝。
22:40 LADY GA GA
10分くらい遅れてだろうか・・・(たしか)
遂に驚愕のステージが始まる!!
いや、はっきり言って期待はしてましたがね
それを余裕で遥かに超える圧倒的なパフォーマンスでしたよ!!
そんじょそこらのエレ・ポップとかダンス・ミュージックとかでは無い。
CDやPVで見聞きしていたモノとは桁が違う、圧倒的なオーラを
放っていた。比較対象が無くて表現するのが難しいけど・・・
例えばマドンナやビヨンセなんかもゴージャスで圧巻のステージング
だと思うんだけど、彼女達の場合は極上のエンターテインメントに
仕上げている感じが強いというか・・・
で、LADY GAGAの場合は、より本人の自我が全面に押し出されている
とでもいうか・・・よくわからないんだけど。
刹那的な危うさみたいなものを感じますよね。
時にキュートだったり、時に狂気じみてたり、表情も多彩で。
派手で奇抜な衣装など、音楽性以外のところで注目を集めることが
多いような気もしますが・・・音楽性もすごいよ。
奇妙な形のダークな色のショルキー(!!)を弾いてみたり、
後半、ピアノ弾き語りをしたり(これも普通の弾き語りではなく
派手なパフォーマンスしながら)、その声量もゴスペルでも
やってたんかいな?ってくらい凄まじかったし。
当然、激しいダンスも魅力的だし。
たぶん、フェスでもないとこんな至近距離で彼女のステージを
観ることなんて出来ないんだろうな、と思いましたね。
今や単独公演となるとチケットはプレミア化しそうだしなぁ。
まさに今回は絶妙なタイミングでのフェス参戦!!
改めてサマソニ、クリマンには感謝。よく呼べたよな~
サマソニでは、裸か?というような肌色の衣装に奇妙な透明の
ビニール・バブルっぽいのをたくさん身につけた状態で(笑
足を上げるは、椅子に立ち上がって弾くは、強烈な演奏でした
もう会場は興奮の坩堝で、飛び跳ねるは後ろから押されるはで
汗だくになって体はボロボロ(苦笑)
メッセ会場から出ると、24:00過ぎてたんじゃないかな。
もう家に帰る終電には間に合わない。
予め近場(蘇我駅)のホテルを予約しておいて正解だ・・・
しかも東京と逆方向の駅なので、終電が遅い(25時過ぎまである)
のも安全策としてはうってつけ。
ホテルでチェックインすると、ホテルマンの人が声をかけてきた。
おそらく見た目からして30代前半くらいだろうか。
ホテル:「サマソニですか!」
俺:「そうなんですよ」
ホテル:「うちも今日はサマソニのお客さんが多くて満室です」
俺:「そうでしょうね。今日は目玉のアーティストの終演が24時近かったんですよ。だから自分も家には帰れなくて。」
ホテル:「へーっ!誰なんですか?」
俺:「レディ・ガガっていうんですがね」
ホテル「レディ・・・へぇ・・・日本の人?」
俺:「いえいえ、海外から来てます」
ホテル:「そ-ですかー、自分も休みとれたらサマソニ行きたかったなぁ」
俺:「ご苦労様ですねー」
どうやらレディ・ガガの認知度は、まだ一般人レベルまでは
浸透してないようだ(苦笑)
で、この会話の後ろでは客から電話が入っており
「すみません、今日は満室です」と断っていた。。。
おそらく、同じくレディガガまで見た客が帰れず困ってたのだろう。
翌日が無ければ、そのままメッセ内で朝まで過ごしても良いのだろうが
翌日も丸一日動き回ることを考えると、せめてシャワーでも浴びて
ゆっくりベッドで寝ないと、体がもたないよ・・・
っつーわけで、この日の個人的なベストアクト。
1.LADY GAGA
2.Elvis Costello
3.Little Boots
に決定。
で、Specialsが次点かな(笑
------------------------
二日目。
10:30 幕張着。
朝メシもまだで異常に腹が減っていたんで
メッセ内でブランチ。
まだ昼食には早いせいか、いつも行列ができている
まぐろ茶屋に誰も並んでいない!!
というわけで、並ばずして中トロ丼をゲット。
やはり旨い・・・これで900円は安い。
11:30 Veronicas
ちょっと観たかったけどマリンへ移動する気がおきず
メッセ内のスクリーンでちょっとだけ見る。
ポップなガール・ロックですな。
12:00 Tame Impala
時間が空いていたんで全く予備知識無しで聴きました。
ちょっとヘヴィでグルーヴ感のあるサイケ・ロック。
そんなに好きではないかな・・・20分くらい聴いてから移動。
12:20 VV Brown
これまた予備知識無しで聴いた。
ポップなUKソウル?
あえてCD買おうとまでは思いませんが、結構楽しめました!
名前は覚えておくとしよう。
13:05 Temper Trap
個人的に、この日一番楽しみにしていたバンド。
U2やコールドプレイに通じる・・・との噂でCD買ってみたら、
全くその通りだったもので。
最初はちょっとヘヴィすぎるサウンドで戸惑ってしまったけど、
徐々にディレイがかったギターのアルペジオが炸裂しだすと
一変してオーディエンスの反応も良くなって、いい感じ!!
高音ヴォーカルも突き抜けて気持ち良かったし
何より目を引いたのはベーシスト!!
左右にグイングインと体を揺らしながら弾きまくる!!
その動きが面白い(笑
ただ、最後の方でベースの弦をマイクスタンドに
こすりつけて「キキキーッ!!」とすごい音が響き渡る・・・
これには参った・・・
人間が生理的に受け付けない音だよね(苦笑
まぁ、それを除けば良い演奏でしたっ! 今後にも期待!!
13:50 Solange
ご存知ビヨンセの妹なわけですが、
ちゃんと音を聴いたことありませんでした。
途中から聴いたのですが、結構いい!!
もっとアップ・トゥ・デイトなR&Bなのかと思いきや、
割とスタンダードなR&Bマナーで。
こういう思い込みっていけないね。
そんなことに気づかせてくれるのもフェスの良いところ。
ちょうど自分が入ったところで
カーディガンズのラヴ・フールを歌っていてビックリ。
ここで一旦マリンへ移動。
14:45 Keane
スタンド席でヤキソバを食いながら観る。
ポップなUKロック。
前回のサマソニでは出演直前のドタキャンでしたが
今回はそのリベンジ。
アリーナにも結構人が入っている!!
クイーン&ボウイUnder Pressureのカバーも良かったけど、
何といっても、Somewhere Only We Knowが最高でした!
わざわざこのためにマリンまで来て正解(笑
で、またメッセへ移動・・・(あわただしい)
16:00 Vaselines
ここからはグラスゴー三昧で。
特に思い入れは無いけど、素朴でいいよね。
結構客も多くて込み合っている。
カートコバーンがどうの、ってこと抜きにして
純粋に音楽が素敵だからこそ、
これだけの人を集められるのでしょうなぁ。
16:55 Teenage Fanclub
まったくもって、安心して聴ける良質ポップ。
ここでも客が多い。
日本でグラスゴー系は人気高いことを再認識。
なんだか聴いてるうちに
あまりの心地良さに不覚にも睡魔が襲ってくる(苦笑
前日からの疲れが影響してか。。。
やばいやばい、と思いつつ
ビーチでWarを観なくちゃ!!!
と気づき、あわてて外へ・・・
ん!?
突然のゲリラ的な大雨っ!!!!!
おいおい、そりゃないぜっ!!!!!
とりあえず雨の中、マリンスタジアムまで行く
無料シャトルバス乗り場へ駆け込む。
この時点で既にびしょ濡れだ。。。
バスでマリンに着くと
こころなしか、雨足が弱まってきたか・・・?
そう自分に言い聞かせ、
雨の中、ビーチへ向かう。
17:40
確か、もうWarの開演時間だよね・・・
雨はあがったが
ステージは雨の影響でグチャグチャ。
どうやらセッティングに時間がかかるようだ。
そして待つこと30分以上・・・
ようやくスタート!!
さすが年季が入ったタイトでカッコイイ演奏だ!!
と思ったら、Ne-Yoの開演時間がどんどん近づいてくる・・・
ホントはWarを40分くらい見てからマリンへ移動だ!と
計画していただけに・・・辛い。
Why can't we be friends?を生で聴きたかったな~
と、後ろ髪をひかれつつマリンへ。
18:40 Ne-Yo
アリーナ席Lブロックに入ると、床は水浸し。まぁ仕方あるまい。
徐々に暗くなってきて、気分も高まる・・・
いよいよNe-Yo登場!!
第一声で、「R.I.P、MJ」といきなりマイケルへの追悼モード。
確かに、Ne-Yoの歌やダンスって、相当マイケルの影響を
受けてそうだもんなぁ。
いきなり1曲目からBecause of youで大盛り上がり!!
その後もヒット曲のオンパレード!!
正直、ロック色の強いサマソニで、
Ne-Yo~ビヨンセという流れはどうなんだろう?
と不安視してたようなところもありましたが
セクシーで、コミカルで(笑)、しっかり歌を聴かせ、踊る。
これだけ音楽ジャンルがボーダーレスになってる時代に、
R&Bはロックフェスに合わない、といった懸念は
余計な心配というか無意味なことなんだなー、と痛感。
実際、ジャンルに拘って音楽を聴いてる人なんて少ないような
気がするし。
結局、かつてマイルスやエリントンが言ってたように
「世の中に音楽は二つしか存在しない。それは
良い音楽と悪い音楽の二種類だけだ。」
(と聞いたことがあるような気がするんだけど間違ってたらゴメン)
っつーことだな、と。
まぁ、余計なこと考えずに音楽そのものを純粋に楽しめるのが
フェスの良いところ。
で、今回のハイライトのひとつが
マイケルのカバーで「Off the wall」でした。
これが、イントロからまるで完コピ?ってくらい
オリジナルに忠実でオドロキ。
しかもカッコイイ!!
天国のマイケルもさぞ喜んでいることでしょう。
マジ、良かったっす。
あと、失恋してボトルで酒をかっくらって千鳥足になる・・・
っていう寸劇みたいなのがあったのだけど、
女子オーディエンスからは「かわいい~」という声が連呼。
そうか?と思いつつ(笑
面白かった。
あとサービス精神も旺盛で、日本語で「サワゴー(騒ごう)!」とか
「タノシー(楽しい)?」とか連発で客を煽ったり
同時通訳風に日本語のナレーションが挿入されたり・・・
さすが徹底したエンターテイナーぶり!!
で、彼が他のアーティストへ提供した楽曲をセルフカバーする
コーナーでは、意図的に(?)ビヨンセのヒット曲Irreplaceableが
歌われず・・・「まさか、ビヨンセのために取っておいて、後で
ビヨンセが歌う時にNe-Yoが登場して共演したりして!?」
なーんて期待させたりもして(笑
→結局、ビヨンセが歌う時には出てきませんでしたが・・・残念。
うーん、コンパクトな1時間あまりのショウでしたが
充実してました!!
少々物足りなさ(もっと聴きたい!!)があったものの、
これ以上見たい人は、10月の単独来日公演を見に来い、ということでしょう(笑)
20:10 Beyonce
いよいよサマソニ10周年記念の大トリ、ビヨンセ!!
何やら大袈裟なステージセットに期待も高まり・・・
いきなりスタートからパワー全開っ!!
おそらく日本で最も知られているであろうビヨンセ・ナンバー
Crazy in loveを豪快に歌い、踊る!!
ステージ後方の巨大スクリーンには
まるで画面から飛び出してきそうなリアルな解像度で
現在のステージの模様を見事に映し出している!!
どうやったらあんなキレイな映像を映し出せるんだ!?
というくらい、ありえない美しさで
我々観客も、スクリーン観たらいいのか、
実物の方を観たらいいのか、迷っちゃう状態に(笑)!!!
途中、観客席に降りて握手したりしつつ
アリーナ中央に設置された小さなステージへ
ビヨンセが移動すると
それにあわせて、それまで前方へ寄っていたオーディエンスが、
今度は一気にアリーナの中央めがけて民族大移動(笑)
とにかく、スケールがデカすぎる。
フェスでのたった1時間強のステージのために、
こんな豪華なセットを持ち込んでくるなんて、驚異的!!
Ave Mariaでは圧倒的な歌唱力を披露するなど
全てが想定外の迫力。。。
これが世界超一流のエンターテインメントかっ!!
アラニス・モリセットのYou oughta knowのカバーも
飛び出して、思いっきりロック・モードに突入したり、
ベーシストのソロではMJへのトリビュートがあったり、
ビリー・ジーンのフレーズなどを弾きまくる・・・
これもまたかっこよかった。
Ne-Yo同様に10月に単独来日公演があるらしいけど、
間違いなくこんな至近距離の席は取れっこないもんな。
オールスタンディングのフェスならでは、の感動ですな、うん。
正直、最後は意外とあっさり終わってしまった感は否めませんが、
既に疲れきった我々にとっても、ここまでが限界ということで
ちょうど良かったかも。足が痛くて痛くて(苦笑
Halo聴きたかったけどな(やってないよね?記憶曖昧だけど・・・)
最後は恒例の花火が盛大に打ち上げられ、
サマソニ10周年も無事終了。。。
この日の個人的なベストアクトは
1.Beyonce
2.Ne-Yo
3.Temper Trap
かな。
次点はWar・・・
もうちょっと長く見ることが出来たら、2位になってたかも!?
とにかくビヨンセは別格でした。
今年も新人からベテランまで、
幅広いラインナップで楽しませてもらいました。
どんどんジャンルのボーダーが無くなっていくのも
良い傾向じゃないでしょうか。
その分、ステージの数や日数も増えてきたわけだし。
普段は知らないような音楽に出会えるのも
フェスの醍醐味。
自分は二日間しか見てないけど、
トータルで個人的なベストアクトは
いろんな意味でLADY GAGAでしたね。
待ち時間の会場の雰囲気や、衝撃的なパフォーマンスといい。
まさに旬な「今」を感じさせてくれたとでもいうか。
もし来年観たとしても、こんなにテンションは上がらなかったような
気がするというか。
ところで、来年も3日間開催するんでしょうかね?
ラインナップ次第では、来年は3日フル参戦すべきか・・・
あー、今から来年のサマソニが楽しみだ(笑
*** music bar Gaffa(ミュージックバー・ガッファ) ***
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