「Who's on the left, Who's on the right!」とパワフルに叫び歌うあたりは、 鬼気迫る迫力で、聴いてるこちらが腰抜けそうになる。ケイト、本気モードだ。 おそらくこの数か月、この歴史的なライヴに向けて、ボイトレとかハードワークを こなしてきたんだろうな。にしても、こちらの期待、想像、を遥かに超越した 感動的なパフォーマンス!!
そして2曲目にHounds of Love!! ここで涙腺がさらに緩む。 この曲を生で聴けるなんて!!やばい。 前半は、特殊な演出もなく、 淡々と演奏していくわけだが それだけでこんな感動してしまうなんて、予想外だ。 3曲目Joanniで、ようやく、ちょっと落ち着くも、 4曲目Top Of The Cityの迫力に、またしても興奮。
そして、いよいよ5曲目にRunning Up That Hill・・・ あのストリングス系のシンセ音が響き渡っただけで 開場全体のムードが一変する。 そこにドラムが加わった瞬間、何とも言えぬ高揚感が!! ライヴでこの曲となると、シークレット・ポリスマンでのギルモアを フィーチャーしたロッキンなヴァージョンを想像してしまうのだが、 今回はあくまで原曲というか、2012年ロンドン・オリンピックでも使われた リミックス・ヴァージョンに忠実なアレンジ。あー、幸せ。
第一部のラストとなる6曲目はKing Of The Mountain。 新しい曲も積極的にやってくれるのは嬉しいなー、と思いつつ、 比較的新しいこの曲ですら、すでに9年前の楽曲だという事実に 困惑させられる。35年ライヴをやってないのだから、当たり前なのだけど。