行ってまいりました、東京JAZZ!! サム・ムーアとスライ・ストーンを一度に観れるなんて、 こんな贅沢なことがあって良いものか! しかも、それでたったの8,500円・・・ いやー、予想以上に良かったです。 まず、最初にロベン・フォードを聴く。 ブルース系ですか・・・。 正直、この人のことはよく知らないので、 適当に聴く・・・。 続いてサム・ムーア! 「Hold on, He's comin'」(I'm comin'の洒落ですな。) のコーラス&演奏をバックに登場。 ゆったりと歩いて登場してきたので、 正直「おじいちゃん、大丈夫かな?」と不安がよぎるも、 そんな心配は無用でした(笑 驚異的な声量!! マイク通さずに、聞こえるじゃん・・・ 73歳とは思えん。。。 特に、Ann Peeblesのカバー「I can't stand the rain」は 凄かった!! 途中、サムはMCで「I feel pretty good, tonight」を連発。 「まだ夜じゃねーよ・・・昼間の14:00過ぎだよ」 とのツッコミは置いといて(笑 「Knock on wood」のカバーも良かったが、 やはり盛り上がるのはサム&デイヴ・ナンバー。 「I thank you」そして「Soul man」!! 最後は観客も総立ちで、ノリノリ状態。 JBを生で観たときも思ったけど、 やっぱ、大御所ソウル・サヴァイヴァー達は 基礎体力が違います。 いつまでたっても衰えぬ圧倒的なパワー・・・ ホンモノは違うな、やっぱり。 これだけでも十分元は取ったわけだが(笑)、 サム・ムーアが終わり、 とりあえず一息ついてビールを1杯飲んで、 また席へ戻る。 なんともあわただしい。 短いセットチェンジの間に、大量の観客が 飲食エリアとトイレに押し寄せるので、 ものすごい混みよう・・・ もうちょっと落ち着いて行動したいものだが。 で、席につくと、 すぐにスライ&ザ・ファミリー・ストーンの演奏開始・・・ ・・・でもスライはステージにいない??? うーむ、もったいぶりやがって(笑) と思いつつ、「Dance to the music」「Everyday people」で 盛り上がる。 バックのミュージシャン達にオリジナル・メンバーは少なく・・・ ローズ・ストーンとシンシア・ロビンソン、 そしてジェリー・マルティーニくらいか。 それでも演奏は一級品で超絶ファンキー、十分楽しめる!! そして、3曲目「Don't Call Me Nigger, Whitey」で 遂にスライ・ストーンが登場!! いやー、まさか生で拝めるとは!! しかも、ちゃんと歌って、鍵盤を弾いている!! これは感動です。 座って両足揃ってリズムを取る姿が印象的。 次は「Family Affair」・・・感無量。涙ものです。 これぞ、スライ。 個人的にも、20年前くらいだろうか・・・ 高校時代にこの曲を聴いてスライにハマったといっても 過言ではない、名曲。
後半は、ローズと、彼女の娘であるリサ・ストーンとの スキャット風掛け合いもいい感じでした。 このリサ・ストーン、いい声してます。 で、ここから先は曲順覚えていませんが(笑) 「Sing a simple song」 「Stand」 「If you want me to stay」 などを演奏。どれも名曲ばかりで、もう夢のようです。 特に「Sing a simple song」でのシンシアの声が良かった。 「Stand」は原曲よりもあっさりした演奏だったけど、 後半は力強いアレンジで盛り上がったし。 で「I want to take you higher」でボルテージも最高潮へ。 ピース・サインで腕を突き上げ、スライは退場。。。 「あっ」という間に終わりかよ。 と思ったら、必殺のベース・ラインが聞こえてきて・・・ 「Thank You」が始まった!!く~っ、かっこいい!! スライはいないけど、まぁいいか!! これでホントに終了かと思いきや。 アンコールに応えて、スライを除くメンバーが再登場。 「I want to take you higher」で ジャムっぽくソロをまわしつつ、延々と10分以上 やってくれたのかな?打ち合わせも無しだったようで かなりラフというか、テキトーなかんじの演奏でしたが ・・・もう、お腹いっぱいです。大満足。 偉大なるソウル・レジェンドを一度に観れて 実にコスト・パフォーマンスが高いライヴでした。 うむ、今夜はスライを聴きまくるとしよう!
*** music bar Gaffa(ミュージックバー・ガッファ) ***
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