音楽聴くならMP3やYouTubeで十分、という人が多い昨今。
まぁ、お手軽にいろんな音楽に触れることが出来るという点では
ネットに転がっている無料音源を聴くのもいいよね、と思いつつ
好きな作品であれば、やはり良い音でも聴きたいですよね~(笑
特に、制作サイドが音にこだわって作りこんだ作品は
ちゃんとした音で聴きたい!!
そんな、こだわりのディスクたちを紹介してくれている本がこちら。
マーカス・ミラー、今剛、アンソニー・ジャクソン、神保彰、らが
「音が良い」と思う愛聴盤の数々を紹介するPart.1も読みごたえがあるのですが
著者である西野正和氏が執筆したPart.2「ジャンル別珠玉の名盤たち」も、
非常に面白いです。
その中で、「低音を極める」というくくりで
マイケル・ジャクソンの『スリラー』や、マーカス・ミラーの『フリー』などと共に
紹介されてるのが、マドンナの『レイ・オブ・ライト』。

90年代後半、多くのエンジニアがサウンド・チェックに使用していたというこのCDですが、
神様テッド・ジェンセンによるマスタリングがすごい!
テッドは、ビリー・ジョエルなどのマスタリングで知られてますが、
ラウドネスや坂本龍一といった、海外で活躍する日本人アーティストの
マスタリングも担当した実績があるようです。
他にもたくさんの著名アーティストにひっぱりだこ。
そんな神業が光る『レイ・オブ・ライト』ですが、
実はCDの生産国によって音の差があるらしく、
ヨーロッパ盤より、アメリカ盤の方が音が断然イイとのこと!!
となれば、なんとかアメリカ盤を手に入れたいところ。
しかしながら、このCDがリリースされた当時(1998年)、
日本にはヨーロッパ盤しか流通していなかったらしく、
確かにどこを探しても、あるのはヨーロッパ盤ばかり・・・
というわけで、中古屋を探し回る日々(笑)。
まだ東京に住んでいた頃なので、
漁る店もそこそこありましたからね~
で、何年か経って、忘れかけた頃に、
たまたま見つけ、無事ゲットできました!!
中古でしたが、そんなに高くなかったと思います。
それが、こちら。
CD裏面に、小さく「Made in U.S.A.」の文字が!!

で、ヨーロッパ盤と聴き比べてみると・・・
確かに、違う!!
聴こえなかった音が、聴こえる!!
事前情報に惑わされ、
そう聴こえるような気がしてるだけかもしれませんが(笑
それはともかく、素晴らしいサウンドであることは間違いないので、
この『レイ・オブ・ライト』をはじめ、マドンナを聴きながら飲みたい!
という方のご来店、お待ちしております~♪
*** music bar Gaffa ***
【住所】札幌市中央区南5条西2丁目社交会館2F
【地図】
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【facebook】
https://www.facebook.com/musicbargaffa
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